【株式投資】初めての投資体験記〜初心者こそ個別株に挑戦すべき理由〜

株式投資

はじめに

こんにちは!KEIです。
この記事では私が初めて株式投資にチャレンジした時のことを当時の心境を踏まえて書いていこうと思います。
株式投資にチャレンジしようと思った経緯についてはこちらの記事に書かれているのでぜひご覧ください。

投資を始める準備

投資を始めるにあたり最低限必要な準備としては以下2つになります。

  • 証券口座の開設
  • 投資資金の確保

まず証券口座の開設についてですが、各証券会社によって取り扱っている金融商品、取引手数料が異なっているため、各社の特徴を比較し自身に合う証券会社で口座開設を行います。
ただ、投資初心者が自身に合う証券会社が何か分からないですよね。
そこで結論だけ言います、「SBI証券」「楽天証券」を選べば間違いないです。
各証券会社の細かい特徴は株探の比較サイトをご覧いただければと思いますが、
楽天経済圏の方は楽天ポイントが貯められる楽天証券、そうでない方は取り扱っている金融商品の種類が最も多いSBI証券でよいです。
私は楽天経済圏ではないので(Amazonユーザです)、SBI証券で口座開設しました。

続いて、投資資金の確保ですがもちろん多くの金額を用意できるに越したことはないです。
ただ、資金が少ない方でも2,3万あれば買える株もありますのでご安心ください。
例えばみなさんご存知のNTT1株147円です(2025年2月)。
株は基本1単元(=100株)という単位で購入しますので、NTTの場合1単元で14,700円です。
他にもソフトバンク1株210円(2025年2月)だったりと、有名企業の株が案外安く買えます。
ですので、全然資金が用意できてないから投資は当分無理だな・・と考えてる方は資金面でのハードルは思ったよりも低いということを認識してもらえればと思います。

初めての株購入

口座を開設したらいよいよ投資先を決めていきます。
ただ、金融リテラシーゼロの当時の私は何を投資先として選んだらよいのかさっぱりでした。
そこで私はCM等でよく目にするような有名企業の株をとりあえず買ってみることにしました。
企業の株を買う際は事前にその企業の業績や将来性等を調べた上で購入を検討しますが、面倒くさがりな私はとりあえず少額で1単元買ってみて実際の取引を体験しようという方針を選びました。
トヨタ、任天堂、ソニーといった誰もが知る有名企業の株価を調べ、少額で買えそうな企業を見ていきました。
そして、最初に買うことに決めたのが日産自動車でした。決め手としては

  • 当時経営層がゴタゴタしているというニュースの影響で株価が下落しており、
    直近数年間で見た時に安く買えるタイミングであったこと
  • 1単元で40,000円程度で買えるため小資金で投資をスタートできること
  • ざっくり業績を見ても赤字とかではないため、この株価下落は一時的なものと予想できたこと
  • 単純に日産の車が好きだったこと

以上4点です。
素人ながら直近数年の株価推移と当時の業績は確認しました。
個別株を買う際は最低でもこの辺は確認された方がよいかと思います。
株価は投資家から見たその企業に対する通信簿みたいなもので、投資家からの評価が高ければ株が買われるので株価が上がり、評価が低ければ株が売られるので株価が下がります。
ですので今の株価がなぜその値段になっているのか自分なりに考察することが大事ですし、
この考察する力を早いうちに身につけておくことで今後より大きな金額で投資を行う際に誤った判断をするリスクを減らすことができると考えています。
最初のうちは考察が間違ってもいいんです。そのための少額投資なのですから。

4点目についてはこれまでのロジカルな理由とは異なり完全に感情的なものです笑
ただ、こういう理由で買うのも個別株の醍醐味だと思います。
せっかく買うなら自分の好きな商品、サービスを提供している企業の株を買って応援したいですよね!

初めての株売却

株を購入してからは毎日株価を確認し、上がったり下がったりするのを見ながら投資家気分に浸っていました笑
1単元(40,000円程度)しか購入していないので値動き自体は大したことなく、気楽に眺めていられました。
繰り返しになりますが初心者はまずは少額で買ってみて、値動きに対する耐性を身につけることをおすすめします。
初めて株を買った時はどうしても株価が気になり頻繁にチェックしてしまいがちです。
いきなり1単元数十万の銘柄を購入すると、その分値動きが激しくなりやすいので心もその分揺さぶられるかと思います。

購入して数ヶ月後、予想通り徐々に株価が上昇していき100円値上がったタイミングで売却しました。
その結果10,000円ほどの売却益を得ることができました。
今思えば売るタイミングが謎でしたし、たった10,000円の利益ではありますが、当時の私はかなり感動したのを覚えてます。
「働かずに10,000円稼ぐことができた!」 「もっと投資のことを勉強して稼げるようになりたい!」
この小さな成功体験が投資を続ける上でのモチベーションになりました。

初心者こそ個別株に挑戦すべき理由

当時を振り返って思うことは、いきなり投資信託ではなく、個別株にチャレンジしたことは経験としてよかったなと思います。
株式投資に関する情報を発信している方々の多くは投資信託をおすすめされているかと思います。
私も投資信託については長期運用で安定的に利益を出しやすいという面ではその通りだと思います。
投資信託は購入したら基本放置で、数十年スパンで長期的に持ち続けるのがセオリーです。
「一度買ったら買ったことを忘れるくらい放置しろ」なんて言われるほどです。

ですが、初心者の方がせっかく貴重なお金を使って株を買ったのに、数十年放置するのは貴重な勉強機会が失われていると私は考えています。
投資というのはお金を得る手段である一方、社会がどう回っているかを実感できる手段であるとも考えています。
個別株を買った場合は、株価を気にする分その企業の業績や将来性を多少なりとも調べるようになると思います。
せっかく買った株なので損したくないですからね。
それにより経済ニュース等に目を通す機会も自然と増え、教養、知識が身につきやすくなります。
この経済知識は一生ものですし、不安定な現代社会を生き抜いていく上で誰しもが身につけておくべきものではないでしょうか。

また、株は買うタイミングも大事ですが、売るタイミングも非常に重要です。
早いうちに株を売るタイミングを感覚的にでも身につけておくのがよいと考えています。
プロの投資家でも正確な株価を予測することはできないくらい株式取引というのは難しいです。
ですので、いくらまで株価が上がったら、もしくは下がったら売ろうという判断ポイントを自分なりに持っておくというのが重要です。
これは一朝一夕で身につくものではなく、実際に売買を経験することで身についていくものです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
よい資産形成ライフを!

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